深夜でも演奏できることが目的
防音室をお使いになるのは、深夜が多いということでした。主な利用は、ピアノとオーディオということです。外部の状況などから判断した結果、-50dB落とすことが必要でした。
また、オーディオの低音の響きが伝わらないようにということから、基礎の内部構造や、床の組み方も、通常の住宅の作りとは全く違ったものにしています。

外観の打ち合わせは、CGパースを使いながら
外観のイメージ決めでは、お客様のイメージを見える形にするために、CGパースを描いています。最初は、ダークブラウンにしようかというところからはいりましたが、パースを見て検討し、結果的には、白を基調とし、玄関周辺だけを木調のサイディングを使うという形に決まりました。
残念ながら、CGと同じ側から写真を撮ることができませんでしたが、イメージ通りに仕上げっています

初回

2回目

最終
内装は、自然素材で仕上げました

部屋の環境にも配慮して、床材は、無垢のチークフロアーをドイツ製の自然塗料で仕上げました。
壁は湿度の調整機能や有害物質の吸着機能がある珪藻土。珪藻土の壁は、コテむらをつけた塗り付けるので、表面には小さな凹凸ができます。そのため、石膏ボードにクロスを貼った壁に比べると、音が柔らかく聞こえます。
写真右側の壁は吸音材の壁です。この壁をバランスよく配置することで、音が響きすぎない防音室になります。
天井には、こだわりの照明やスピーカーを配置

天井は、デザイン性という観点から、上り梁を化粧で見せています。真ん中には、無垢の米杉を貼りました。その周囲の白い部分は、吸音材になっています。
天井には、吊り下げスピーカーも配置。スピーカー配線は、防音の壁の中に、音を漏らさないように入れ込んでいます。後々スピーカーの線を変えることができるような仕組みにもなっています。
ホームシアターとしての利用も考えて、母屋からランケーブルを引くといった設備面も万全に整えています。
照明は、楽器をいろいろなところに配置する予定もあることから、配線ダクト上にスポットライトを配置。中央には、ダウンライトに見える照明をつけました。
実は防音室では、天井に穴をあけるダウンライトの使用は望ましくありません。ここでは、天井に埋め込まないタイプのものを使用しました。
どのライトも調光式ですので、楽器を練習するとき、映画を見るとき、しっとりと音楽を楽しむとき、様々なシーンに合わせて、部屋の雰囲気を変えることができます。
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